一般歯科とは
一般歯科とは、小児歯科・矯正歯科・口腔外科などの特殊な歯の治療以外の、むし歯や歯周病の治療、義歯の製作など、成人の患者さまが歯科医院で受ける一般的な治療のことをいいます。
一般歯科では保険適用の「保険診療」ができますが、保険適用外の「自由診療」を選択することも可能です。
もしかしたらむし歯かも…?
このような症状ありませんか?
- 冷たいもの・熱いものがしみる
- 歯が黒ずんでいる・に穴があいている
- ものを噛むと痛い
- 何もしなくても痛い
- 詰め物や被せ物をした歯が痛い
- 歯の色がにごっている
- デンタルフロスが毛羽立つ
当てはまる項目が1つでもあれば、むし歯かもしれません。
歯科医院を受診することをおすすめします。
むし歯を放置していると、最悪の場合抜歯が必要になる可能性がありますが、早期発見・早期治療であれば簡単に治すことができます。
思い当たることがある時は、早めにご来院ください。
もしかしたら歯周病かも…?
このような症状ありませんか?
- 歯ぐきの赤くなっている
- 歯ぐきが腫れている
- 歯と歯のあいだにすき間ができてきた
- 歯ぐきが下がって、歯が長く見える
- 歯みがきの時に歯ぐきから出血する
- 起床時に口の中が苦く、ネバネバする
- 口臭がある
当てはまる項目が1つでもあれば、歯周病かもしれません。
歯科医院を受診することをおすすめします。
歯周病は大した症状がないまま静かに進行するため、気づいた時には重症化していることも。
自覚症状がなくても、定期的に歯科医院で確認やクリーニングをしてもらいましょう。
保険診療と自由診療について
保険診療
保険診療とは、健康保険に加入していれば、どの医療機関でも同じ治療を同じ治療費で受けられる仕組みです。
ですが、歯科の保険診療では、「最低限の原状回復」が治療の前提となっているため、治療方法や使用できる素材が決められています。
そのため、痛みを取り除いたり、噛む機能を回復することは可能ですが、それ以上の治療は認められていないため、見た目や素材の質にこだわることはできません。
自由診療
自由診療とは、健康保険を使わずに、治療費をすべて自己負担して行う診療です。「贅沢な治療」というイメージがありますが、かみ合わせを考慮して他の歯への悪影響を抑えたり、より長持ちして見た目もいい素材を選ぶことが可能なため、お口全体のバランスをより良い状態にするために適しています。歯科診療は、すべて自由診療を選択することができるため、一部分だけを保険診療、必要な部分は自由診療と分けることもできます。
保険診療と自由診療、それぞれのメリット・デメリットを理解して、納得できる治療を受けることが大切です。